浦和レッズのノルウェー代表FWオラ・ソルバッケンが来日初アシストを決めた。ケガから復帰して3戦目で本領を発揮。「もちろんうれしい。自分の本来の姿であれば、今日はハットトリックできていた」とおどけた。

左ウイングで先発し「前半は外に追いやられた」。後半開始、MF中島翔哉の投入に伴い右ウイングにポジションを変更。「今日は右サイドの方がハマっていた」。得意の位置に移ってすぐ、結果を出した。

0-1の後半16分、自陣からカウンターが発動。グスタフソン、伊藤、石原とボールがつながる間に、スルスルと右サイドへ動いた。

大外でボールを受け、利き足の左に持ち替えると中へ切り込む。中央へ鋭いパスを送り、中島の美しいシュートをお膳立てした。得点後はゴールからボールを持ち出し、勝利への意欲を見せた。

右サイドに入ったからこそ生まれた得点シーンをこう振り返る。「僕のやりやすい足を使いながら、内側に侵入できた。右サイドで自分の足元に入ったとき、神戸が大げさに自分のサイドに寄ってきた。中島選手のシュートも素晴らしかった」。

今季、セリエAの名門ローマから加入。国際Aマッチ11試合1得点の経歴を持つ。活躍を期待されたが、足の痛みから別メニュー調整が続いた。5月22日ルヴァン杯J2長崎戦でようやく初出場を果たしたばかりだ。

「まだ100%のコンディションではない」。フィジカル、リズム、ゲーム勘に課題が残る。「空いた時間をスマートに使いたい」。代表戦による2週間の中断期間で、さらに調子を上げる意欲を見せた。

この日、埼玉スタジアムには4万5976人が集った。雰囲気は「パーフェクト」。本拠地ならではの大歓声を楽しんだ。「みんなで勝利を祝えなかったことは残念」としながら、サポーターへ「勝利に値する応援をしてくれた」と感謝した。【飯岡大暉】