アルビレックス新潟はホームでサガン鳥栖に3-4で敗れ、またも今季初の連勝を逃した。0-1の前半17分、FW谷口海斗(28)の3試合連続ゴールで試合を振り出しに戻したが、同32分に勝ち越され、後半も失点を重ねた。DF舞行龍ジェームズ(35)のゴールで2-4とした直後の後半17分、一気に4枚替えをして猛攻を仕掛けると、同39分にDF藤原奏哉(28)のゴールで1点差に詰め寄ったが、大量失点が響いた。公式戦8試合負けなしだった6月から好調を維持したかったが、7月は黒星スタートとなった。

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新潟がともに攻撃スタイルを貫く鳥栖と打ち合いを演じ、最終盤に猛攻を仕掛けたが、奇跡は起きなかった。0-1の前半17分、谷口が左サイドを突破したFW小見洋太(21)のクロスからヘディングで今季7得点目を奪い、同点。ここから新潟ペースで試合が進むかと思われたが、守備の甘さを突かれた4失点が大きかった。

立ち上がりからやりたいサッカーを相手に許した。ボールを支配され攻め込まれた前半13分、左CKからの弱いヘディングシュートをGK阿部航斗(26)が取り損ねて先制点を献上。1-1の同32分には縦パスを奪われショートカウンターから勝ち越された。鳥栖戦前日の5日、松橋力蔵監督(55)は「自分たちが(試合の)主導権を握る時間が長いほど、彼らの特長を出しやすくする部分があるのでしっかりコントロールしたい」と注意点を挙げていたが、ビルドアップでのミスが失点に直結した。

一気に4人を入れ替えた2-4の後半17分以降はFW小野裕二(31)、MFダニーロ・ゴメス(25)を中心に敵陣に迫り、藤原が今季4得点目を奪い1点差としたが、試合をひっくり返すことは出来なかった。相手は前節の横浜F・マリノス戦から中2日。コンディションでは新潟に分があるかと思われたが、4失点するまでの攻守の切り替え、球際の強度、勝利への執念で圧倒されホームで今季最多タイの4失点を喫した。

守備の甘さは修正されないままだが、この日の3得点で15試合連続ゴールはマーク。次戦は10日、アウェーでJ2V・ファーレン長崎と天皇杯3回戦を戦う。

○…今季7得点目の谷口は「(小見から)いいボールが来た。相手のDFとの駆け引きがうまくいった。得点が勝利につながらず悔しい。天皇杯はしっかりと勝ち上がり、リーグ戦につなげたい」と話した。

▽松橋監督(4失点での9戦ぶり黒星に)「まだまだ我々には甘さがある。悔しい思いを次につなげるしかない。(10日の)天皇杯(長崎戦)に向けていい準備をしたい」

【J1】G大阪、横浜に4-0完勝 鹿島、札幌に2-0勝利 新潟ー鳥栖3-4乱戦/スコア詳細