柏レイソルが、パリオリンピック(五輪)日本代表のエースFW細谷真大の決勝弾で筑波大を下し、4回戦進出を決めた。2回戦でJ1首位の町田ゼルビアをPK戦の末に撃破した筑波大は、延長まで粘ったが力尽きた。

柏の指揮官は、筑波大OBの井原正巳監督。試合後、井原監督は「難しい試合が起こるのが天皇杯。筑波大は2回戦では町田を破っている。注目されている中でしっかり勝ちきろうと入って結果を出せたのは良かった」と総括し、母校の戦いぶりに「筑波大さんは、勇敢に我々に挑んでこられた。力のあるチーム。後輩たちをたたえたい」と賛辞を送った。

筑波大は、柏のアカデミー出身の戸田伊吹ヘッドコーチ(4年)が采配を振った。学生ヘッドコーチの采配に、井原監督は「我々の下部組織出身で、早くして指導者としての道を目指すのは素晴らしいこと。もっと経験を積んで、柏の指揮を執る日がこればいいかなと思っている」と、頼もしい“後輩監督”の誕生を心待ちにし、エールを送った。