ヴィッセル神戸U-12が兵庫県決戦制す-。ジンガ三木SCとの決勝は、延長戦にもつれ込む熱闘。延長後半1分、ヴィッセル和田大知(5年)が、左サイドからのボールを押し込んで先制。1-0でジンガ三木を退けて、3年ぶりの関西頂点に立った。決勝進出2チームは、全国の強豪16チームが参加する決勝大会「JA全農チビリンピック2025」(5月3~5日、神奈川・日産スタジアムほか)への出場権を獲得した。

チャンスは最後の最後に訪れた。最終第3ピリオドまで両チームとも決定力を欠き、ゴールネットを揺らすことができない。PK決戦も予想された延長後半1分、正面(しょうめん)詩季(5年)が左サイドから送り込んだボールに、中央右で反応した和田が押し込み、待望の先制点。そのまま守り切り、ヴィッセル神戸U-12が3年ぶりの優勝を飾った。

「11番(正面)を信じて走り込んだ。いいゴールだったと思います」と、和田は鼻高々。全国大会に向けても「絶対にゴールを決めてやる!という野心を持ってプレーしたい」と続けた。根津圭一郎キャプテンも「最後まで諦めずにプレーができた」と呼応。また坪内監督は「自分たちのサッカーをどう表現するかがテーマでした。やれることをやって、貪欲に勝利を目指す…次につながる大会になったと思う」と笑みをこぼした。

前回参加した22年全国大会はベスト8。それ以上の成績を目指すが「そこまでの実力は…? 関西第1代表としてのプライドを持って、勝利を1つ1つ積み上げたい」と坪内監督は謙遜。根津キャプテンは「予選リーグでは先制されて焦ったり、準々決勝ではPK戦にもつれ込んだりとギリギリの勝ち上がりもあったが、いい経験になったはず。全国舞台では、みんなで声を出し合って上を目指します」。“勝利の船出”がチーム名の由来。ヴィッセル神戸が3年ぶりの関西優勝を皮切りに、初の全国制覇への航海に出航した。

 

▽準々決勝

ジンガ三木SC2-1SV ROHDIA

石切東FC2-1ディアブロッサ高田FC

グランディールFC1-0F.C.Fenomeno

ヴィッセル神戸U-12 1-1(PK6-5)和歌山ヴィーヴォ

 

▽準決勝

ジンガ三木SC2-1石切東FC

ヴィッセル神戸U-12 2-0グランディールFC

 

▽決勝

ヴィッセル神戸U-12 1-0ジンガ三木SC

 

 【副賞】

 ▼デコポン、JOIN熟選工房、JOIN紀州うめドリンク(JA和歌山県農)

 ▼京式部、濃茶まんじゅう、ニッポンエール京都府産京たんごメロングミ(JA全農京都)

 ▼滋賀県産きらみずき、ニッポンエール滋賀県産みおしずく苺グミ、もち麦茶(JA全農しが)

 ▼大阪生まれのこまつなビーフカレー、農協のスーパーすぎるごはん、ニッポンエール大阪府産デラウェアグミ(JA全農大阪)

 ▼ほんまもん淡路島 淡路島コシヒカリ精米、あわじ不知火、ニッポンエール兵庫県産豊岡ぶどうグミ(JA全農兵庫)

 ▼奈良のお米ヒノヒカリ、あすかルビージャム、大和茶ペットボトル(JAならけん)

 ▼インスタントごはん、カフェオレ(JA全農)

 

<主催>関西サッカー協会、日刊スポーツ新聞社

<後援>日本サッカー協会〈特別協賛〉全国農業協同組合連合会(JA全農)

<協賛>奈良県農業協同組合、和歌山県農業協同組合連合会、モルテン

<主管>関西サッカー協会第4種委員会