FC東京が天皇杯準々決勝で浦和レッズに2-1で逆転勝ちを収め、4強入りを決めた。今季加入のMヒアンが2得点の活躍をみせた。
中2日の過密日程に言い訳せず走りきり、松橋力蔵監督は「コンディションが難しい中のゲームではありましたけど、最後まで諦めずにやってくれた選手を誇りに思います。素晴らしい勝利だと思います」と胸を張った。
直近のリーグ戦で京都サンガF.C.に衝撃的な0-4大敗。失意の中、迎えた試合で先手を奪われる。前半42分に中央突破から先制を許した。
1点ビハインドの後半開始から俵積田晃太とバングーナガンデ佳史扶を投入。左サイドを入れ替えて攻勢に出る。すると同7分に今季加入のFW・Mヒアンがペナルティーエリア外からゴール右にミドルシュートを決めて追いつく。
さらに同20分、FWギリェルメのクロスに再びMヒアンが合わせて試合をひっくり返した。
その後は効果的に交代カードを切り、1点リードを守り切った。途中出場の選手も含めて全員が体を張って見事に白星を挙げ、12大会ぶりのベスト4に進出した。
試合前、松橋監督は「びびってサッカーをやるな。自分の強みを出してくれ、強みでしか勝負はできない。弱みは誰にでもある。弱みはみんなで補う。個人としてもチームとしても自分のストロングを出していくぞ」と選手に訴えた。
ハードスケジュール、ショッキングな敗戦などネガティブな要素はいくつもあったがはねのけた。指揮官は「困難な中で乗り越えた結果は、しっかりと自信につなげないといけない」と次を見据えた。【佐藤成】



