ホンダFCは3-1で沖縄SVを下し、4試合ぶりに首位に返り咲いた。前半はMF岡崎優希(28)がPKで先制点。1-1で迎えた後半にMF岩切拳心(けんしん、27)のゴールなどで突き放し、今季3度目の3連勝を飾った。
待ち望んだ瞬間だった。前半16分にPKを獲得し、岡崎がキッカーに名乗り出た。「ここで1発取りたいと思った」。ボールをセットし、短い助走からゴール左隅に流し込み、先制点。3月の第3節ティアモ枚方戦以来24試合ぶりのゴールで先手を取った。今季はケガで計3度の離脱を余儀なくされ、くすぶっていた。約7カ月ぶりとなるゴールは「久しぶりで素直にうれしかった」と白い歯を見せた。
ゴール後は「ゆりかごダンス」で仲間と喜びを分かち合った。試合前日の10月31日にDF佐々木俊輝(31)に第2子となる長女が誕生。1度は同点とされたが、勝利で祝福するためにギアを上げた。1-1で迎えた後半4分にはMF岩切の右足ミドルで勝ち越しに成功。同7分にはFW石原央羅(おうら、23)がゴール前の混戦から左足でねじ込み、勝負を決定付けた。
この日は前節まで首位のレイラック滋賀が引き分けたため、勝ち点54で並んだ。得失点差で上回り、再び首位に浮上。今季も残り3試合。2季ぶりのリーグ制覇を自力でつかめる権利を得た。岡崎は「自分たちは勝つだけ。3連勝して優勝を決めたい」と言葉に力を込めた。【神谷亮磨】



