水戸ホーリーホックが、クラブ史上初のJ1昇格を初優勝で決めた。ホームで大分トリニータと対戦。9日のRB大宮アルディージャ戦、前節23日の長崎戦とJ1初昇格を懸けた試合に敗れ、今季初の2連敗を喫していたが、最終節で悲願を達成した。
2000年にJ2に初参入し、J1昇格とJ3降格がないままJ2在籍26シーズン目。「育成クラブ」として、数多くの選手が飛躍を遂げた。
2003年にはDF田中マルクス闘莉王が広島からの期限付き移籍でプレー。42試合に出場して10ゴールを挙げる活躍を見せた。その後に浦和に完全移籍し、日本代表不動のセンターバックに成長した。
2017年にはFW前田大然(現セルティック)、17~18、21年にMF伊藤涼太郎(現シントトロイデン)、19年にFW小川航基(現NECナイメヘン)と、日本代表経験者が期限付き移籍で在籍。これまで出場機会に恵まれていなかった選手がJ2で実戦経験を積み、その才能を開花させた。
JFL時代の1999年から在籍し、昨季限りで現役を引退したGK本間幸司はJ2歴代最多577試合に出場。リーグ杯3試合、天皇杯29試合を合わせて公式戦通算609試合に出場し、12月のJリーグ・アウォーズで功労選手賞を受賞することが決まっている。
日本代表として2002年FIFAワールドカップ(W杯)日韓大会でゴールを決めたFW鈴木隆行は11~14年に在籍。茨城県出身の元日本代表FWはリーグ戦通算24得点を記録し、38歳2カ月5日でのゴールはクラブのJ2最年長得点記録となっている。



