セレッソ大阪の4年目MF阪田澪哉(21)がリーグ初ゴールで今季3勝目に貢献した。
0-1の後半25分に途中出場すると、直後の同26分に結果を出した。
ピッチ中央でFW桜川ソロモンのパスを受けてドリブルで運び、右を走るDFディオン・クールズにパス。クールズのシュートを京都DFが弾いたボールに冷静に反応し、ネットを揺らした。浮き球をたたきつけて決めた同点弾の後に大声でほえた21歳は「めちゃめちゃうれしかった」と喜びを爆発させた。同アディショナルタイム6分には、裏に抜けてGKと1対1となって左シュート。これは相手のファインセーブに防がれたが、これで得たCKがチームの逆転弾につながった。
京都市出身で「京都サンガは昔から見ていたチームなので、他とはちょっと違う思いがある」という阪田にとって、特別な相手からの記念ゴールとなった。ホームスタジアムだった西京極が最寄りのスタジアムで、中学時代には京都の練習場であるサンガタウンのある城陽市に隣接する宇治市のクラブでプレー。小学生の頃には京都が運営するスクールの「SPクラス」にも所属し、中学高校では京都アカデミーと何度も対戦してきたアタッカーは「当時教えてくれた方々への恩返しでもあるので、そこは良かった」とほおを緩ませた。
ようやく出たゴールという結果に、起用したアーサー・パパス監督も「彼にとってJ1レベルでゴールを決めることが、殻を破るためにも必要だった。これをきっかけに、もっとチーム中で頼れる人間になって欲しいし、そのポテンシャルのある選手」と評価。「波がまだまだある」と注文をつけたのは、期待が大きいからこそ。東山高の先輩である日本代表MF鎌田大地(クリスタルパレス)のように羽ばたくため「まずはJリーグで活躍していきたい」と、継続して結果を出していくことへの意識を強めた。



