浦和レッズが連敗を「7」でストップした。川崎フロンターレを2-0で破り、暫定監督に就任した田中達也氏(43)の初采配を白星で飾った。

前日28日にマチェイ・スコルジャ監督(54)との契約を解除。24年途中からチームを率いた指揮官に別れを告げ、かつて浦和でプレーした“レジェンド”が今季残り8試合の指揮を執ることになった。

前半からボールを握り、試合を優位に進めた。田中暫定監督は、10番のMF中島翔哉(31)を今季初めて先発で起用。中島はトップ下で流動的に動き回り、攻撃のリズムを作った。FWオナイウ阿道らがシュートを放ったが、得点を挙げることはできず、前半は0-0で折り返した。

後半9分、先制に成功する。MF金子拓郎が左足で放ったFKは相手GKに止められたものの、こぼれ球にMFマテウス・サヴィオが反応。右足で豪快にGKの股を撃ち抜き、先制点を挙げた。田中暫定監督はガッツポーズし、コーチらと抱き合って喜んだ。

後半25分に交代カードを2枚切る。金子、オナイウに代えて小森飛絢、肥田野蓮治の2人のFWを投入した。その“ファーストプレー”でいきなり結果が出た。相手スローインを奪い、小森が中央でボールを受ける。ドリブルで運び、ペナルティーエリア外から左足シュートをゴール右に突き刺した。交代後のプレー再開からわずか12秒で追加点を挙げた。

終盤は川崎Fに攻め込まれる場面もあったが、GK西川周作らを中心に無失点で抑えた。CKで体を張ってボールキープするなど貪欲(どんよく)に戦い、3月7日の水戸戦以来、8試合ぶりの白星を手にした。

次戦は5月2日、埼玉スタジアムでジェフユナイテッド市原・千葉と対戦する。

◆浦和の7連敗

3月7日 2○0水戸

3月14日 0●1東京V

3月18日 1(2PK4)1柏

3月22日 1●2町田

4月5日 2●3川崎F

4月12日 1(1PK3)1東京V

4月18日 0●1鹿島

4月25日 2●3横浜

4月29日 2○0川崎F