<J1:神戸3-1浦和>◇第5節◇29日◇ノエスタ

 浦和の凡ミスを確実に得点につなげた神戸が、逆転勝ちを決めた。浦和は前半35分にMF宇賀神のクロスを、MF梅崎が右足で合わせて先制した。

 だが後半は立ち上がりから神戸が攻勢に出る。GK西川の度重なる好セーブで失点を免れてきたが、後半15分にDF森脇が中途半端なキックフェイントを神戸MFペドロ・ジュニオールにさらわれると、西川との1対1を決められ同点。さらに同33分には、自陣ゴール前でMF鈴木がパスをブロックされ、またしてもペドロ・ジュニオールに決められ勝ち越された。後半ロスタイムにはペドロ・ジュニオールが奪ったボールをすかさずFWマルキーニョスに送ると、冷静に決めてだめ押し。

 浦和はMF平川に代えてFW李、梅崎に代えてMF関根、鈴木に代えてMF山田と立て続けに投入するも、5試合目にして早くも今季2敗目を喫した。MF柏木は腰痛でベンチ入りもしなかった。