来季札幌のチーム強化費が、当初予定より減額されることが19日までに決定した。今季より約2億円減となる4億6000万円を充てる予定だったが、メーンスポンサー「ニトリ」の撤退により見直された結果、さらにマイナスという結論に至った。金額は明らかにされていないが、3億円台になるとみられる。

 これにより、来季チーム編成に影響が出るのは確実となった。三上大勝強化部長(38)は「思っていたよりも厳しい額」と話した。選手数についても、同部長は「人数に影響する可能性はある」と、今季の28人からさらに減少する方向を示唆した。外国人を含め、今季の態勢をベースとする意向は継続しながら、最良の策を探っていく。