<J1:浦和4-1横浜>◇第32節◇23日◇日産ス

 浦和の現役高校生DF岡本拓也(18)が、クラブ史上初の2種登録選手でのプロA契約資格を獲得した。23日の横浜戦(日産ス)で右サイドバックとして先発フル出場。A契約条件のJ1通算出場450分間をクリアする498分間となり、岡本は「経験がものをいうポジションなので、もっと実力をつけて成長したい」と気を引き締めた。

 現在はユース所属だが、将来性を評価されて今季からトップ昇格。3月14日の東京戦で17歳269日のクラブ最年少デビューを飾った。故障者が続出したシーズン終盤から先発の機会が増え、23日も後方からの攻撃参加、対人勝負の強さを発揮した守備で4-1快勝に貢献。既にACL出場権も消滅したリーグ終盤で、来季プロ契約が内定している「プラチナ世代」が、成長の跡をしるした。