川崎FのMF稲本潤一(31)が21日、川崎市消防局から感謝状を贈られた。住宅用火災警報器普及ポスターに起用され、一昨年12月に32%だった同市内の設置率を、1年間で64%まで引き上げた功績を認められた。授与した石井予防部担当部長は「世界的なプレーヤーの貢献度は絶大。欲しいという人がたくさんいた」と反響の大きさを喜んだ。昨季無得点だった稲本は「今年はより攻撃的に点をとりたい。それで川崎に火が付いちゃうかも。相手の火は僕がボヤくらいで止めておかないと」と奮闘を決意した。