なでしこリーグ日テレが30日始動し、新潟から移籍した日本代表MF阪口夢穂(みずほ=24)が合流した。同代表DF岩清水と同じプロ契約で、今後はクラブ運営の業務に携わる予定。まずはパソコンの勉強から始める。まだ自宅が決まらず、当分は岩清水宅に居候。ピッチ内外で先輩から“特訓”を受ける。2月の代表合宿メンバーに選出され「今はこのチームで試合に出ることしか考えてない。(INAC神戸には)燃えています」と力強く話した。周囲の期待は大きい。野田監督は「ゴール前に飛び込むのも好きだし嗅覚も優れてる。FWもいけるんじゃないかなと思う」と新たな得点源として期待を寄せ、クラブを運営するJ2東京Vの羽生社長は「将来的にはヴェルディの幹部になってほしい」と話した。阪口が早くもベレーザの顔になりつつある。【由本裕貴】