札幌が長期的な東南アジア戦略に乗り出すことが12日、分かった。J2降格で来季のトップチーム人件費はクラブ史上最低となる2億円台に減少する方向。現在はブラジル、韓国が外国人獲得の柱だが、将来的には経済成長著しい東南アジア市場からも情報収集し、選手獲得につなげていく方針だ。
財政難克服のため、新たな道を切り開く。過去札幌では南米、欧州など13カ国から選手を獲得してきたが今度は、初の東南アジアからの補強を目指す。矢萩竹美社長(62)は「今すぐにというわけではないがマレーシア、タイなど東南アジアに目を向けることは必要。情報は収集していきたい」と新プランを明かした。
他クラブは既に動きだしている。新潟は04年からシンガポールリーグに参戦。今季は神戸がチョンブリ、C大阪がバンコク・グラスと、ともにタイ・プレミアリーグのクラブと業務提携した。Jリーグも今季からタイ・プレミアリーグとパートナーシップを結び、Jリーグを放送するなどリーグの認知も高まっている。
同社長は「まずはブラジル、韓国など既存のラインを生かしながら新しい市場も探っていければ」と言った。8月にはJFL横河武蔵野FCがインドネシア人MFを獲得。低コストで効率的に補強するため、アンテナを広げていく。




