アラブの伝統的なテントを模した真新しいアルベイト競技場で、中東初のワールドカップ(W杯)が開幕した。
石油や天然ガスで潤う人口約290万人の小国カタールが120万人超の観客を迎える祭典のため、7つものスタジアムを新設、無人運転の地下鉄が開通するなど国の景観が変貌するほどの開発を推し進めた。開催が決まった2010年以降の支出総額は2290億ドル(約32兆円)以上とされ、14年ブラジル大会の約115億ドル、前回ロシア大会の約140億ドルとは桁が違う。陣頭指揮を執ってきたタミム首長は「全力を尽くし、人類全体のために出資した」と誇った。


