日本のドイツ戦での勝利を“予言”していた英BBCの解説者がその試合についてコメントした。

ノリッジやブラックバーン、スコットランドのセルティックなどで活躍し、イングランド代表に名を連ねたこともあるBBCの解説者クリス・サットン氏(49)は大会前、日本が2-1でドイツを破ると点差まで含めて完璧に予想していた。

それでも実際に日本がドイツから大金星を挙げたことについてはにわかに信じられないようで、BBCのラジオ番組の中で「なんて不思議なW杯、なんて不思議な試合なんだ」と驚嘆。

そして「日本は前半、試合に入っていなかった。ドイツが試合をコントロールしていた。それが突然、日本はプレーできることを示した。そして浅野の素晴らしいフィニッシュ。ノイアーの頭上を打ち抜いた」

「日本は耐え抜き、このグループは本当に面白くなった。日本は名を残し、ドイツはしなければならない仕事が残った。このグループは今やいろんな可能性がある」などと話した。

サットン氏は大会前の予想でE組ではスペイン(1位)と日本(2位)が決勝トーナメントに進み、ドイツが3位、コスタリカが最下位と予想していた。