韓国が1点差で競り負けた。2戦を終え、1敗1分けの勝ち点1。3大会ぶりの決勝トーナメント進出が厳しくなった。

後がなくなった中、韓国メディア「朝鮮日報」電子版は「表情の固まったソン・フンミンと自撮りしようとした…ガーナスタッフの非常識なマナー」との見出しで速報し、相手スタッフを非難している。

物議を醸しているのは、試合直後のピッチでの出来事。1日に左目付近を骨折し、フェースガードを着用しながら奮闘したソン・フンミンは、敗戦の悔しさでうなだれていた。そこへ近寄ったのは、ガーナスタッフ数人。肩をたたき、そっとなぐさめた。

同メディアは、その後の一コマを問題視。「黒い帽子をかぶったガーナのスタッフが、携帯電話でソン・フンミンと自撮りをしようとした」と、同国SBSテレビの中継写真を添えて報じた。

撮影を試みた人物は他のスタッフに振り払われたが、「チームスタッフの1人が(敗戦後の)雰囲気を把握することができず、ソンと自撮りを試みて、国内サッカーファンを怒らせている」という趣旨のコメントで報じ、相手スタッフの行動を批判した。

韓国のSNS上では「失礼だ」という反応が挙がっている。

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