FIFAワールドカップ(W杯)カタール大会で、日本代表(FIFAランク24位)はクロアチア代表(同12位)にPK戦の末に敗れ、史上初のベスト8進出はならなかった。各国メディアの反応をまとめた。

◆米紙ニューヨーク・タイムズ 「これほど大会を盛り上げ活気づかせたチームはなかった」と評価。ドイツやスペインを破った予想を超えた活躍を強調した。対してクロアチア戦については定石通りで「ルーティンのようにも感じられた」と指摘した。

◆トルコ民放ハベルトゥルク 「日本の夢、終焉(しゅうえん)!」と伝えた。1次リーグE組を1位で通過したことを踏まえ「全ての注目を集めた日本のW杯の冒険が幕を閉じた」と評した。またイェニチャー紙のコラムニストは「日本はW杯に彩りと興奮をもたらした。クロアチアにブラボー、日本は残念だった」と振り返った。

◆英BBC放送 「経験豊富なクロアチアが日本の夢を終わらせた」と伝えた。ベスト16進出4回目も初の8強には進めず「このステージを突破できず、またしても夢が終わった」と報道した。

◆スペイン通信(EFE) W杯で8強に進出できないという「呪いを解くことはできなかった」と伝えた。一方で「今回のW杯で日本にはったりはなかった」と戦いぶりを称賛。敗れはしたが、前回大会準優勝のクロアチアを相手に勝利を目前にしたと指摘し「自らの長所と相手の短所をしっかり把握して改めて一致団結してよく動いた」と評価した。