クロアチアの先発組では唯一国内リーグ所属のGKリバコビッチ(27=ディナモ・ザグレブ)が日本戦に続きPKを止め、準決勝進出の立役者となった。1-1で迎えたPK戦で、ブラジルの1番手ロドリゴのシュートを左に跳んで阻止。日本戦の3人に続く大会4度目は、ゴイコチェア(アルゼンチン)シューマッハー(西ドイツ)スバシッチ(クロアチア)と並ぶW杯史上最多のPK阻止数だった。

「まず第一に私たちは経験を積んでいて、自分たちは戦士のように育てられてきた。努力を惜しまず、最善を尽くす。それが成功の秘訣(ひけつ)です」とリバコビッチ。PK阻止にとどまらず、120分の試合では、ブラジルの猛攻でシュート11本をセーブ。クロアチアのゴールに立ちはだかった。試合後は最優秀選手に選ばれ、トロフィーを誇らしげに握り締めた。準決勝以降もクロアチアの守護神が相手に立ちはだかる。

▼最多4度のPKセーブ クロアチアのGKリバコビッチはPK戦で1本ストップし、日本の決勝トーナメント1回戦での3本と合わせてW杯通算4本目のPKセーブ。82、86年大会で2本ずつ止めたシューマッハー(西ドイツ)、90年大会のゴイコチェア(アルゼンチン)、前回大会のスバシッチ(クロアチア)に続いて史上4人目のW杯最多タイ記録となった。これでクロアチアはW杯のPK戦でドイツに次いで史上2チーム目の無傷の4連勝。