ドイツが北アイルランドを1-0で下し、2勝1分けの勝ち点7で首位通過を決めた。

 前半30分、MFエジル(アーセナル)の縦パスを受けたFWゴメス(ベシクタシュ)がゴール前のMFミュラー(Bミュンヘン)に送り、ミュラーがペナルティーエリア内で粘ってキープし落としたボールをゴメスが左足で押し込み先制。これが決勝点となった。

 北アイルランドのシュート2本に対し、ドイツは26本と圧倒的に攻め込んだが、クロスバーに嫌われたり相手GKの好守に阻まれるなど最少得点に終わった。レーウ監督は「試合を完全に支配した。何度も深い位置へボールを送り込めていたし、前半だけで4、5回のビックチャンスを作れた。もちろん決定力には満足していない。前半だけで3-0、4-0とすることができたはず。そうすればあと何人かの選手を休ませることもできた」と悔しがった。

 北アイルランドは1勝2敗の勝ち点3で3位。