ACミランに所属する日本代表FW本田圭佑(30)は、24日にイタリア中部で起きたマグニチュード6・2の大地震を受けて、イタリア赤十字に2万ユーロ(約230万円)を寄付したことを、自身のインスタグラムで明かした。

 今回の大地震に本田は「無力ではありますが、人として心を痛めてるのと現場の人たちに頑張ってほしいという想いだけは持っています。少しでも気持ちを届けたいという想いでイタリア赤十字に2万ユーロ寄付させてもらいます。亡くなった方々、そして家族の方々には心からお悔やみ申し上げます」とつづった。

 また、今回の地震では、耐震強化がされていない多くの家が崩壊。本田側から2つの考えを提案した。「今後こういう被害を減らしていくために2つ伝えたい。1つ目は我々の国、日本も地震が多い国です。建物はそれに対応するべくとても頑丈です。日本の技術を導入してはどうでしょうか? 2つ目は地震を予期できる装置を発明するべき。そのために世界の最高なエンジニア達を集めたいと考えています」と、地震多発国の日本の技術も紹介した。

 さらに「長年解明できていない地震について研究をし続けている世界のエンジニアの方々、もしくは関係者の方々はコンタクトをしてきてください。全力でサポートさせて頂きます」と、本田自身も協力したい意向を示した。