今季からユベントスの背番号「10」をつけることになったアルゼンチン代表FWパウロ・ディバラ(23)のユニホームを求めて、ユベントス公式ストアの前にサポーターが長蛇の列を作った。

 ユベントスの10番といえば、プラティニを始め、バッジオやデルピエロら名プレーヤーが背負ってきた。直近では、昨年夏にマンチェスターUへ移籍したMFポグバが着用した。ユベントス公式ストアでは、昨季までディバラがつけていた背番号「21」のユニホームの生産を中止。急きょ、10番のユニホームを作ることになった。2季ぶりに10番が復活することになり、新背番号が発表された10日から同ストアにサポーターが殺到。10番のユニホームを買い求める長蛇の列ができたという。

 10番を背負う事になったディバラは自身のツィッターに「クラブ側から背番号を変えると聞かされた時には、これまで僕にとって大切な番号だった21を変えるのはどうかと考えた。この番号でたくさんのトロフィーを掲げてきたし、ジダンやピルロのようなトッププレーヤーがつけていた番号だから」と、21番への愛着を明かした。だが「10番は特別なもので、それを着ることは光栄なことだ。大きな責任を負うことになり、ユベントスのような歴史あるクラブに属していることを感じさせるものだ」とチームの顔としての責任を負う覚悟を記した。