MF森岡亮太が所属するワースランドベベレンは、ホームでロケレンに2-3で敗れ、今季初黒星を喫した。4試合連続フル出場の森岡が2アシストと奮闘したが届かなかった。

 前半に3失点し、0-3で折り返したワースランドベベレンは後半12分、左サイドの相手DF裏へのパスに森岡が走り込んでペナルティーエリア奥から折り返し、飛び込んだMFアムポマーが右足で押し込んで1点を返し、同27分にも森岡の左CKをニアでカマーチョが頭で合わせて1点差に迫った。同ロスタイムにはロングパスを森岡が胸トラップで落として決定機を作ったが、MFミニーの右足シュートはポスト右に外れ、反撃もここまでだった。

 森岡は「後半はすごい良かったですけど、前半が悪い形で出てしまった。どっかでやっぱり気持ちの緩みというか、今日も行けるんちゃうか、みたいなのは間違いなくありました」と3失点した前半を反省した。ハーフタイムで「あんまり怒ってなかった監督がキレてたんで」と後半から修正し、2アシストをマークしたが、「初めて足がつりました。最初に来たのが残りまだ15分ぐらい。その時はまだそんなにひきずらなかったんですけど、最後に戻って守備した時に、次は(CKまでは)上がれなかったです。遠いなあ!と思いながら(苦笑)、そしたら誰かが行ってた」とプレースキックも蹴れない状態だったことを明かした。

 ワースランドベベレンは1勝2分け1敗の勝ち点5で暫定8位。(エリーヌ・スウェーブルス通信員)