レアル・マドリードは親善試合「トロフェオ・サンティアゴ・ベルナベウ」でフィオレンティナに2-1で競り勝った。

 開始早々に失点したが、前半7分のエースFWクリスティアーノ・ロナルド(32)のアシストから20歳のFWバルホ・マジョラルが右足で決めて同点。同33分にはロナルドが左サイドから中にカットインして右足でファーサイドの隅に決めるスーパーゴールで勝ち越した。

 ジダン監督は、13日に行われたスペイン・スーパー杯第1戦のバルセロナ戦で主審を押したとして5試合の出場停止処分を受けているロナルドのプレーについて「このセニョールはそういうプレーをする。彼がチームにいることに満足だ」と称賛した。さらに「これまで試合出場の少ない選手たちがプレーする時間があったし、この手の試合は選手たちに時間を与えるものだ。ジョレンテ、セバージョス、マジョラル…クリスティアーノ。今日のような試合は彼らの力になる」と満足していた

 また、ジダン監督の次男、GKルカ・ジダン(19)がトップチームでデビューを果たした。後半開始から出場して無失点に抑えた。ルカは「世界一のチームでプレーできてとても満足だよ。練習の要求はとても高い。毎日しっかりと練習をしていくし、結果はしっかりついてきている。両親と兄弟のためにもユニホームは家に記念にとっておくよ」と喜んだ。