プロサッカー選手が身体にタトゥーを入れることによりパフォーマンスレベルが後退すると専門家が発表したと、29日に英紙サンが報じた。

 フローベス医師によると、タトゥーのインクに含まれる毒物が血流に届き、劇的にパフォーマンスレベルを低下させるという。ズラタン・イブラヒモビッチのように面積が大きなタトゥーが身体に入っていると、通常の発汗をすることが難しく、体温調整ができなくなると説明した。ケルン体育大学の同医師は、各クラブが選手たちにタトゥーを入れることを禁じることを促した。「クラブは真剣に選手らの健康に気をつかっているが、タトゥーの件は気にしていない。タトゥーを入れた後のパフォーマンスレベルは3~5%落ちていると、調査結果に反映されている。皮膚は私たちの身体の中で最も多くを占める器官だが、いまだに汚染を続けている」と警告した。