バルセロナのバルメトウ会長が「カタルーニャ自治州が独立した場合、どのリーグでプレーするか決断しなければならない」と、スペインリーグからの脱退の可能性を示唆した。欧州各メディアが報じた。前週の時点で同州スポーツ大臣も他リーグへの参入の可能性を語っていた。

 独立への住民投票が行われた1日に住民と警察が衝突。これに抗議するため、バルサは同日の試合延期を申し入れたが、スペインリーグ側に拒否され、同会長の判断で無観客試合に。「世界174カ国で試合が放送され、異常な状況下での試合を多くの人が目にした」と意義を強調した。

 また、バルサ、エスパニョール、ジローナは3日に同州で行われるストライキに参加する意向を表明。バルサはクラブの業務を停止し、トップ、ユースとも練習を行わず、スタジアムツアーやミュージアムも閉鎖するという。