欧州CLで21日、ドルトムントは1-2でトットナムに敗れた。22日の独紙ビルトは、FWピエールエメリック・オバメヤンが506分ぶりのゴールを決めたが、それも何も変えられなかった、と伝えた。

 前半31分、オバメヤンのゴールでドルトムントは先制した。だが、久しぶりのゴールにもオバメヤンは大喜びをすることなかった。チームメートに祝福されると少し笑顔を見せたくらいだった。センターサークル方向に戻る途中には人さし指を伸ばしてベンチの方へ向けるジェスチャー。

 昨シーズン、許可されないミラン旅行が原因で前監督トーマス・トゥヘルから出場停止処分を受けた時は、その次の試合でゴールを決めた時にトゥヘルと一緒に喜んでいた。

 ペーター・ボス監督の状況はますます悪くなってきている。週末のシャルケとのダービー戦を控えるが、「ダービーに勝たなければならない。シャルケに勝つことが大事だというのはわかっている。私のポジションにとっても!」と答えていた。

 オバメヤンは試合後取材エリアで取材に応対しなかった。MFゴンザロ・カストロは「成功体験が欠けているし、それは何事もなく僕らのそばをすり抜けていっているわけではない」と話していた。

 この日、RマドリードがAPOELに6-0で勝利したため、ドルトムントは得失点差で3位にはつけている。