マンチェスターダービー後にマンチェスター・ユナイテッドとマンチェスター・シティーの選手らがトンネル内で起こした乱闘騒ぎについて、アーセナルのアーセン・ベンゲル監督が相撲を引き合いに出してコメントしたと、13日に英国複数メディアが報じた。

 ベンゲル監督は名古屋グランパスエイトを率いた2年間で相撲のファンになった。同監督は試合後に両チームの間に起こったことに驚かなかった。「ビッグゲームに負けたとき、受け入れるのは難しい。100%相手チームは勝利のお祝いをしている。少し無礼だと感じるものだ」とコメントした。「だからこそ私は相撲が好きなんだ。対戦相手をリスペクする意味から、試合後にどっちの力士が勝ったのか表情からは分からない。名古屋にいたとき、いつも観にいっていた。でも最も興味深かったのは横綱審議委員会だ。良い態度をとっていなかったり、尊敬する心を持ち合わせていなかったら、毎回勝利していたとしても横綱にはなれない」と相撲について説明した。