ドルトムントMF香川真司(28)が2日、W杯ロシア大会イヤーとなる18年の抱負を語った。ブンデスリーガの冬季休暇を終えて千葉・成田空港から出国する前、報道陣の取材に対応。「まずはクラブに戻って2018年、いいスタートを切りたい。けがしないよう細心の注意を払いながら。その先にW杯はあると思っている」と話した。

 昨年12月22日に帰国。オフ中は「休むところとトレーニングするところ、しっかりオンとオフを切り替えられた」とリフレッシュできたといい、大みそかには浦和DF槙野智章と再会。「たまたまタイミング合ったので、ご飯を食べました」と明かし、SNS上に動画がアップされていることには「たくさん彼に撮り直しさせられて。それに付き合わされましたが、いい年の終わり方だったんじゃないですか」と笑った。

 年越しも体調管理を優先し「昔は夜遅くまで起きていたこともあったけど、年々、寝る時間が早くなってますね。もう体力もないので(笑い)。生活リズムは変えませんでした」。渡欧後は、すぐクラブのスペイン合宿が始まる。「(シュテーガー氏に)監督が代わってから1カ月くらいなので。まだ選手を見極めている状態だと思うし、けがしていた選手も戻ってくるので厳しい競争になる。でもそこに打ち勝つ自信はありますし、証明するためにピッチの上で何をするか、よりクリーンにして練習から試合からやっていきたい。そうすれば必ず結果を出せる」と力強く語り、出国エリアに入っていった。