FW岡崎慎司が所属するレスターはアウェーでチェルシーと0-0で引き分けた。

 岡崎はトップ下で2試合連続の先発。前半8分にペナルティーエリア左奥からの折り返しに飛び込んで右足を合わせたが、ボールは惜しくもクロスバーを越えるなど不発に終わった。しかし、対峙した相手ボランチで元チームメートのMFカンテに対しては互角以上の出来で、ファウルを強いてFK2本を奪うなど、果敢なプレスで積極的に相手を封じていたレスターの一員としてやるべきことをやっていた。後半28分に退いたが、これは同23分にDFチルウェルが2枚目のイエローカードで退場となったためで、元日の前節に続くリーグ戦フル出場も可能な出来だった。

 チームは昨季リーグ王者相手にチャンスの数と質で上回っただけにやや悔いの残る引き分けとなった。

 レスターは8勝7分け8敗の勝ち点31で8位。(山中忍通信員)