トルコリーグのガラタサライへ期限付き移籍した日本代表DF長友佑都が9日、イスタンブールで取材に応じ、第1子が誕生したことを受けて「背負う人が1人増えたので、格好いいおやじでいたい」と心境を語った。

 2月4日のリーグ戦で新天地デビューを果たした後に妻で女優の平愛梨が出産したという。「ビデオ電話で出産の瞬間は見ていた。男は無力だなと感じながら、頑張れという声しかかけられなかった」と明かした。

 7年前にセリエAのチェゼーナからインテル・ミラノへ移籍したのと同じ、1月末に去就が決まり「僕の移籍はサプライズが多い。久しぶりにこの感覚を味わった」と言う。6月末までの契約で「先のことを全く考えていないと言えばうそになるが、このチームで全てを出し切る。その日々の積み重ねがワールドカップ(W杯)にもつながると信じている」と抱負を述べた。