1月からスペイン2部クルトゥラル・レオネサに加入したMF井手口陽介(21)は、2日付のスペイン紙マルカのインタビューで「ポジショニングと戦術に苦労している」など話した。

 井手口は1月21日のオサスナ戦で後半35分から出場してデビューした。しかし、デビュー戦を含め、6試合を消化したが、先発は前半のみで退いた1試合のみ。途中出場が4試合で、2月24日のアルメニア戦では出番なしに終わるなど、厳しい状況が続いている。

 スペインへやってきて約1カ月半が経過したが「戦術とポジショニングの適応に一番苦労している」と日本との違いを話した。だが「少しずつクラブに適応しているし、特に街には順応している」と慣れてきていることを明かした。その要因として「チームメートがよく話しかけてくれますし、チームの一員だと感じさせてくれることに感謝しています」と同僚たちに感謝している。

 日本との違いについては「一番驚いたのは昼食と夕食の時間の違い」という。スペインでは昼食は午後2時ごろで、夕食が午後9~10時の間。日本とは2~3時間程度違う。

 よく、電話で日本の友人と話すようで「家、レストラン、スーパーの違いを話している。レオンの寒さにどうやって我慢しているかを話しているし、もう少し暖かくなって欲しい」とコメント。日本代表で同僚のエイバルFW乾貴士とは「連絡を取っているし、(スペインで)会った」と語った。