主審と同姓同名の元歯科医がユベントスファンからツイッター上で脅迫を受けたと、13日の英紙サンが報じた。

 歯科医を引退したマイケル・オリバー氏は、欧州CL準々決勝でレアル・マドリードがユベントスを破った後から脅迫を受け取るようになった。同試合で主審をしていたマイケル・オリバー氏が、後半ロスタイムにRマドリードにPKを与え、レアルはそれを決めたことで勝ち上がった。激怒したイタリア人のファンは罵倒する内容のメッセージを送りつけたという。

 元歯科医のオリバー氏は「イタリアの皆さん、そっとしておいてください。私は主審ではない。結婚して3人の子供を持ち、57歳でダラム在住だ」とツイッターのプロフィル欄を更新した。「このような罵倒は見たことないよ。いくつかはとても残忍で動揺させるものだ。ネット上のプロフィルを見れば私が主審のマイケル・オリバーでないことは明らかだよ。プレミアリーグの主審はツイッターアカウントを持っていないし、僕らは見た目も似ていない」とコメントした。

 オリバー氏と家族に脅迫を送りつけたツイッターユーザー4人のアカウントが凍結した。