ユベントスのイタリア代表GKジャンルイジ・ブフォン(40)は、9日(日本時間10日)に行われるイタリア杯決勝に出場すれば、ユベントスの選手として初めて決勝のピッチに立つことになると、9日付の伊紙トゥット・スポルトが報じた。

 2001年にパルマから加入したブフォンは、ユベントスで過去6度、イタリア杯決勝進出を果たしているが、今まで1度もピッチに立っていないという。ACミランと戦う今回の決勝で7度目となる。

 今季限りで現役引退を示唆してるブフォンにとっては最後のカップ戦となる。今季はクラブとして自身初の欧州CL優勝を逃し、イタリア代表としてW杯ロシア出場権を逃した1年について「今季は間違いなく複雑な1年だった」と心境を明かしたと、伊紙ガゼッタ・デロ・スポルトが報じた。後悔の念が強いようで「私は毎朝、鏡に映る自分の姿を見て、最高の選手になれたのか、そうでないのかを問いただしていた。それにはまだ答えを出していない」と複雑な心境を口にした。