メルボルン・ビクトリーに加入したMF本田圭佑(32)にとって新天地デビュー戦となるホームのメルボルン・シティー戦のスタメンが20日発表され、背番号「4」を背負う本田は主将として先発することになった。

本田にとって、海外クラブ公式戦通算330試合目。節目には強い。昨年8月22日、メキシコ1部パチューカでのデビュー戦となったベラクルス戦では後半12分から途中出場して1得点を決めている。オーストラリアで海外移籍後2度目のデビュー弾の期待が高まる。

日本、オランダ、ロシア、イタリア、メキシコ、そしてオーストラリアと6カ国目を渡り歩いている百戦錬磨の本田にとって新天地でのデビュー戦も「とてもワクワクしている」と緊張よりも期待感が先に出る。メルボルン・ダービーにも「何度もダービーというものを経験してきた。この手のゲームが重要であることはわかっている。メンタル面でどんな準備をするか」と話す。

オーバーエイジでの20年東京五輪出場へ、オーストラリアで全力を尽くす決意は強い。