FW原口元気、浅野拓磨が所属するハノーバーはアウェーでシャルケに1-3で敗れた。1-1の後半26分、シャルケのFWエンボロに勝ち越しゴールを決められた。原口はフル出場で無得点。浅野はベンチ外だった。

原口は3トップの左FWで出場。前半9分に右からのセンタリングに飛び込んでヘディングシュートを放ち、後半4分と31分にもペナルティーエリア外正面からミドルシュートを打つ積極性を見せたが、どちらもゴールには結びつかなかった。同20分にフォーメーションを4-4-2に変更してからは左MFを務め、公式戦4試合連続のフル出場を果たした。

原口の一問一答は以下の通り。

-今日は勝てるゲームだった

原口 良いゲームはしてると思うし、普通にやればこの3試合でうまくポイントが取れていたと思う。久しぶりにこんなに勝てないというか。(ヘルタ)ベルリンの1年目くらいかな。こんなに勝てないのは。どう切り抜けるかっていうのを考えなきゃいけないですし、自分たちでこれ以上悪くしないことが本当に大事だと思います。チームとして、修正不可能なことはないので。より高い集中力と自信を持ってやるだけ。

-今日のポジションについて

原口 ワイドに張る感じだったので、やりやすかったのはやりやすかった。やっぱり前のほうが楽しさみたいなのは感じましたけど、その中でやはり、仕掛けるチャンスも多々あったんで、その中でやはり仕事をね、しなきゃいけない。

-こういう時に「10番だし仕事しなきゃ」みたいな思いは?

原口 もう年も年なので、いろんなところでオフ・ザ・ピッチ、試合の時もなるべく選手が下を向かないような声かけであったり、雰囲気は作ろうとはしてるけど、それは僕だけがやってるわけじゃなくて、みんなやっている。僕もその一員としてホントにこのチームを助けていきたいですし、このチームがちゃんと力を発揮すれば、この位置にはいないと思うんで。ちょっとしたところで上に行けると思うんで、その手助けをしなきゃいけないとは思います。

 (鈴木智貴通信員)