元ドイツ代表監督のユルゲン・クリンスマン氏がシュツットガルトに加入するといううわさがあると、5日の独紙ビルトが伝えた。

シュツットガルトは現在ブンデスリーガで最下位、バインツィール監督就任後は3試合で3連敗、無得点11失点と散々だ。

クリンスマン氏は古巣シュツットガルトの関係は良好だ。「私個人にとってシュツットガルトは故郷であり、感謝をささげる場所だ」と語ったことがある。現在は米国在住だが、ドイツへの復帰は問題ないという。息子のヨナタンは17年からGKとしてヘルタ・ベルリンでプレー。娘のライラさんは大学進学のために来年には家を出るという。

クリンスマン氏は3週間前に「クラブでの仕事にかかわることは、とてもイメージできることだ」と話していた。ただし、シュツットガルトに来る場合は監督としてではなく、統括部門の方になりそうだ。クリンスマン氏は「選手、監督、テレビ解説者としてやってきた経験からすると、発言権のない仕事をするのはするのは考えにくい」と話していたという。