日本代表MF原口元気(27)、FW浅野拓磨(24)の所属するハノーバーは王者バイエルン・ミュンヘンと対戦し、試合開始早々の前半2分に先制点を喫するなど0-4で完敗した。原口はフル出場、浅野は後半17分に途中交代した。

原口は右ウイングハーフで2試合連続の先発出場を果たした。前半44分には原口の縦への突破から味方のヘディングシュートを演出するなど、チームの数少ない好機を作りだした。後半にはフォーメーション変更で右サイドバックに入りながらもフル出場した。一方の浅野も2試合連続で先発出場。トップ下でプレーするも、終始相手にボールを支配され、目立った見せ場を作れずに後半17分に交代でベンチへ下がった。

原口の主な一問一答は以下の通り。

-試合の結果について

原口 強い相手に対して1分で失点したら可能性的にはすごく低くなるし、90分間が難しくなりました。

-後半は中に切れ込んでミドルシュートを打つシーンもあった

原口 自分としては最後まであきらめたくなかったし、0-3、0-4になったとしても、ホームだから点を取りにいかないといけない。これだけ応援してくれてるので。その姿勢は僕だけじゃなくて全員が示さないといけないから。それがまた次につながると思うし。全員がもう少しやらないといけないですね。

-アジア杯の代表のメンバーに選ばれた

原口 アジア杯というものは勝たなきゃいけないものなので。まずはこの(リーグの)2試合をしっかりやって、そこから代表のことは考えます。

浅野の主な一問一答は以下の通り。

-アジア杯のメンバーに選ばれた

浅野 これまで2回、代表には招集されてなかったので、今回選ばれたってことは正直うれしい。ここで代表に入ることは僕にとってもひとつ大事なポイントだとは思っていたので。そこに選ばれたことは、まずはホッとしている。そのために残り(リーグ戦が)2試合しかないですけど、それまでの試合で結果を残して、試合に出続けることと、いい状態で日本代表も臨みたいなと思います。

(鈴木智貴通信員)