W杯ロシア大会日本代表のMF香川真司(29=ドルトムント)が2日、リーグ中断期間の一時休暇を終えてドイツへ出国した。約10日間の滞在中は「時差ぼけが収まってきたころに、また日本を離れるのはつらいけど、友人に会ったり、トレーニングもしたり、いつも通り過ごせた。正月は家族で食事とカラオケに行きました」とリフレッシュした様子。「今年は、何としても最高の1年にしたい」と新年の誓いを立てた。

今冬の移籍市場で夢のスペインリーグ挑戦を目指しており、その市場がオープン。「今から(移籍交渉が本格的に)始まるので、いろいろ話を聞いてみたい。代理人など携わってくれている方を信じて準備したいですね。具体的にはこれからだけど、焦りはない。環境を変える、新たなチャレンジをすることで新たな自分も発見できると思う。楽しみでしかない」と前向きな心境を口にした。

また、今年4月に平成が終わることに「平成元年の生まれとしては寂しい。親は、よくぞ元年に産んでくれたと思う」と笑いながら「次も、いいニュースが届けられるように努力していきたい」と話した。

アジア杯に臨む日本代表にもエールを送り「応援しています。ぜひ優勝してほしい。ただ、2大会を経験した身としては、簡単な試合は1試合もない。短期決戦なので1次リーグから、いいスタートを切ってほしいし、出ていない(サブ組の)選手も2、3人、ヒョッと出てくることも必要」と期待し、機上の人になった。