インテルのイカルディは年末年始のバカンスを終えてアルゼンチンからイタリアに戻るのが予定より遅くなり、8日からの練習に間に合わなかった。それによりクラブから10万ユーロ(約1300万円)という高額の罰金が科されることになると、10日の伊紙ガゼッタ・デロ・スポルトが報じた。キャプテンでもあるイカルディは、本来ならば練習時間より早めに到着すべきであるというクラブの考えを反映したもの。

その後、妻のワンダさんはスペイン紙アスに「クラブとの契約更新の合意はまだほど遠い。インテルから満足できる年俸のオファーをまだ受けていない」と話したという。さらに「他のビッグクラブが彼の獲得を望んでいる。スペインのトップクラブ2つとイングランドとフランスのクラブだ。インテルとは更新の合意に達するかもしれないが、現在受けているものと同額の年俸で契約を更新するのは意味がない」と続けた。

来週、契約更新の話し合いが行われる予定で、クラブは2023年までの契約で年俸700万ユーロをオファーするが、ワンダさんは900万ユーロを望んでいる。現在の契約は2021年までで年俸は450万ユーロ+ボーナスという。