10日のコンヤスポル戦で劇的決勝点を決めたトルコ1部ベシクタシュMF香川真司(29)に「日本が産んだ発明」との見出しで大々的に11日のトルコ紙ミリエットが報じた。

香川は後半ロスタイムにペナルティーエリア内左から左足で決めて、3-2の勝利に導いた。前節は左鼠径(そけい)部の負傷で欠場。この試合は後半30分からピッチに立ち、わずか15分で結果を出した。

トルコではアジアの中でも日本の科学や技術が高く評価されている。高品質で信頼されている日本産は“ブランド”という位置づけ。「日本の商品を買えば間違いない」というのが一般常識となっているという。

日本から来た「シンジ・カガワ」は、我々(トルコ人)の期待を裏切らないという意味が込められており、絶大な信頼感からきた見出しだった。(オルムシュ由香通信員)