日本代表DF冨安健洋、FW鎌田大地、MF遠藤航、関根貴大、小池裕太、FW木下康介が所属するシントトロイデンはホームでヘントに完封負けを喫した。

ともに日本代表に選出されている冨安と鎌田はフル出場。ベンチスタートの関根は後半19分、木下は後半24分から途中出場した。小池、遠藤はベンチ外だった。

上位6チームによるプレーオフ1進出を目指し、同勝ち点の6位ゲントとの直接対決に臨んだ7位のシントトロイデンだったが、前後半にそれぞれ1点ずつを失って敗戦。プレーオフ1に進んでいれば欧州CL予選の出場権獲得を目指せただけに、試合後の選手らはショックを隠しきれない様子だった。22日にコロンビア、26日にボリビアと戦う日本代表に選ばれた冨安と鎌田も落胆の表情をみせ、冨安は「たとえ今日、勝っていたとしても切り替える必要はあった。もちろん、勝って代表に行ければよかったです。移動とかも含め、まだ合流まで時間はあるので、しっかり切り替えていきたいと思います」と話した。

チームは優勝すれば欧州リーグ予選への出場権が得られるプレーオフ2へと回る。鎌田は「プレーオフ2に回っちゃったので、代表でどれだけいいプレーが出来るかも、僕のこれからにとっては大事になってくる。しっかりとそこは切り替えたい。代表は良い自分を出せるようにやっていきたいです」と意気込んだ。

鎌田は試合後、ベンチで頭からバスタオルを被って悔しさをあらわにした。そのことについて聞かれると「特に何も考えてないですよ。とにかく悔しいという、ただそれだけ。このチームの中で、誰よりもプレーオフ1に行きたいと思っていた。僕だけじゃなくて、チームのためにもそうですが、僕のサッカー人生を考えるとプレーオフ1には絶対に行きたかった。チームとしても今年はこれだけのチャンスがあったので、すごく大きな物を失った感じです。すごく悔しかったですね」と話した。