第1戦が行われ、MF長谷部誠が所属するフランクフルト(ドイツ)はホームでチェルシー(イングランド)と1-1で引き分け、決勝進出へは苦しい状況でアウェーでの第2戦を迎えることになった。

先制したのはフランクフルト。前半23分、自陣右でボールを奪ったカウンターから左サイドへ展開。MFコスティッチがドリブルで持ち上がりクロスを入れると、中央でFWヨビッチが見事なヘディングシュートを決めた。しかし、チェルシーは同45分、CKの2次攻撃でこぼれ球をMFロフタスチークが粘ってキープし、FWペドロが左足で突き刺して貴重なアウェーゴールを奪った。

後半はチェルシーが優勢に試合を進めたが、15分のDFダビドルイスのFKはクロスバーに嫌われるなど得点は奪えず。フランクフルトも終盤の長谷部のボール奪取からのチャンスはFWパシエンシアのシュートが相手DFにブロックされるなど、1-1のままスコアに動きはなかった。

長谷部は最終ラインから1列前のアンカーでフル出場した。

第2戦は9日にロンドンで行われる。