前回準優勝のリバプール(イングランド)が本拠地でバルセロナ(スペイン)を4-0で下し、2試合合計4-3の大逆転劇で2季連続の決勝(6月1日、マドリード)に進んだ。

バルセロナがまたしても敵地での第2戦に大敗し、大会を去ることになった。

相手のハイプレスをかいくぐれず、ミスから守備陣が崩壊した。敗退に追い込まれた4失点目は、注意力が途切れたスキを突かれたものだった。頼みのFWメッシも不発に終わった。昨季の準々決勝ローマ(イタリア)戦でも、第1戦を4-1で勝ったがアウェーの第2戦に0-3と屈し、敗退している。無得点と大量失点、同じ展開となった2季連続の悪夢にバルベルデ監督は「ファンにとっても我々にとっても最悪な結果だ」。4季ぶりの決勝進出を逃し、うなだれた。