日本代表MF久保建英(18)のバジャドリードへの期限付き移籍報道が流れる中、バルセロナの下部組織の至宝MFリキ・プッチ(19)にも同じ形での移籍のオファーが多数届いていると、スペイン紙ムンド・デポルティボ(電子版)が8日に報じている。

同紙によると、バルベルデ監督は今シーズンもプッチをトップチームに昇格させず、Bチームでプレーさせる考えを持っているという。しかし、練習はトップチームで行うことになると伝えた。そのため、さまざまなスペイン1部のクラブや、国外のクラブが獲得に興味を持っている。

そんな中、スペイン紙エル・ペリオディコ・デ・アラゴンは、スペイン2部サラゴサもそのうちのひとつであることを伝えている。サラゴサは獲得のライバルにスペイン1部のクラブが多数いることを考慮し、この移籍成立が非常に難しいことを理解している。

だがサラゴサのフェルナンデス監督はチームの特徴がプッチの成長にとって理想的であること、そして出場時間を保証できることを材料にバルセロナを数日前から説得しようと努めていると報じた。

(高橋智行通信員)