マジョルカの日本代表MF久保建英(18)はチームバスで会場入りしたもののベンチ外となり、スペインデビューはお預けとなった。しかし、スタジアム併設のクラブオフィシャルショップで販売されたユニホームが完売するなど、久保に対するファンの期待は日々高まっている。

試合は両チーム開幕戦と同じスタメンで臨んだ。前半は両チームなかなかシュートまで運べずスコアレスで折り返した。後半33分、ホームのマジョルカはDFアグベニューがミドルシュートを狙ったが、ポストに嫌われた。すると同38分、RソシエダードMFウーデゴールがカウンターからの一撃でついに先制点を奪った。試合はそのまま終了し、マジョルカはホームで敗戦した。

モレノ監督は「チームはピッチで全力を尽くした。最終的に自分たちのミスが試合を決めることになった。いくつかゴールを決めるチャンスがあった一方、相手には正確な技術があり、それが試合を決めた」と、最後の精度の違いを悔いた。(高橋智行通信員)