ドイツ1部リーグのバイエルン・ミュンヘンは30日、クラブのOBで元ドイツ代表GKのオリバー・カーン氏(50)が2020年1月から取締役となり、22年1月に社長に就任すると発表した。現在のカールハインツ・ルンメニゲ社長は21年12月31日で同職を退くことになった。

カーン氏はクラブの公式サイトで「代表取締役社長に任命されることは私にとって大きな栄誉」とコメントした。

同氏はカールスルーエでプロとしてのキャリアをスタートし、1994年にBミュンヘンに加入。ブンデスリーガ通算557試合に出場し、8度のリーグ優勝に貢献した。ドイツ代表でも主将として活躍。国際Aマッチ通算86試合に出場し、準優勝した2002年W杯日韓大会では最優秀選手に選ばれた。2008年に現役を引退した。