日本代表に選出されたMF板倉滉(フローニンゲン)が、2日からスタートする代表活動に合流するため同日に成田空港へ帰国した。

6月の南米選手権(ブラジル)で初のA代表入り。東京五輪世代が中心となったチームの中で存在感を示し、続けての選出を勝ち取った。帰国した空港では待ち受けたサポーターからサインや写真撮影を求められ、A代表に選出されることへの期待と責任をあらためて感じた。「うれしい気持ちもあるし、ここから競争が待っている。しっかり勝ち抜いていけるように頑張りたい」。そう力強く意気込んだ。

チームは5日にキリンチャレンジ杯パラグアイ戦(カシマ)、そして10日に22年W杯カタール大会アジア2次予選ミャンマー戦(ヤンゴン)に臨む。「(W杯は)絶対に出たい大会」と話す一方、自身の立ち位置を冷静に見定めている板倉に気負いはない。「合宿からばちばちやって、しっかり自分をアピールしたい」と語った。