元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチ(38)が、母国ハンマルビーの共同経営者になったことで、同選手の銅像を破壊されたと、27日付英国複数メディアが報じた。

イブラヒモビッチは、スウェーデン1部ハンマルビーのユニホームを着た写真を自身のインスタグラムに投稿し、所属先である米MLSのLAギャラクシー退団後に移籍するのではと報じられた。だが、LAギャラクシーのオーナーであるアンシュッツ・エンターテインメント・グループが、同選手にハンマルビーの株を半分売却したことを発表し、共同経営者になったことが判明した。

この行動に反発したのが、イブラヒモビッチがプロデビューを果たしたマルメのサポーターだった。下部組織から6年間在籍し、クラブの英雄だったが、ライバルクラブの共同経営者になったことで過激なサポーターが暴徒化。同選手の銅像が破壊され、火がつけられた写真や動画がSNS上に投稿された。また、練習場の近くに最近建てられた銅像の腕や頭部にトイレの便座が引っ掛けられていたという。(A・アウグスティニャク通信員)